ノルウェー在住の生態学者 ダンカン・ハリー博士を講師にお招きし
「英語で学ぼう!オンネトーの森観察塾」と題し野外学習を開催しました。
遠くは札幌からのご家族を含め、総勢18名参加して頂きました。
初めに、パネルを使って鳥の英名や生態の説明。
これがすこぶる面白かった・・・
和名でも鳥の姿や色、生態で名前を付けてるいるものもありますが、
英名だともっとストレートに伝わるモノが多い。
そして、和名と英名で同じ意味合いの物と、着眼点が少し違う物がある。
例えば、キツツキ科はご存じのとおりWoodpecker。
木をピックするという事で英和同じ意味になってる。
で、セキレイはWagtail(ワグテイル)
尾を振るという意味。
確かにセキレイは振ってる(^^♪
そのセキレイでも、ハクセキレイは英名White Wagtail(ホワイト・ワグテイル)
これは両方とも「白い」で=なんですが、
キセキレイは英名Grey Wagtail(グレイ・ワグテイル)。和では「黄」なのに???
これは和名でツメナガセキレイが既にyellow Wagtailとなっていたので
和英ちょっと違う名になったらしい・・・
その後みんなで鳥の巣箱作り。
お子様も上手にカナヅチでがんばってました!!
今回の巣箱はシジュウカラやゴジュウカラなどTit用。
シジュウカラとゴジュウカラは日本だと名前を含め同じ様な雰囲気。
でも、英名だとシジュウカラはGreat Tit(グレート・テイット)
ゴジュウカラはNuthatch(ナッツハッチ=ナッツを食べる・・)
こうゆう一つ一つが私にとっては新しい事で面白かったのです。
その後、遊歩道を少し歩き・・・
残念ながら姿はあまり見えませんでしたが、
ルリビタキやコガラの声を聞く事が出来ました。
最後は我が家の敷地に今回作った巣箱を設置。
まさにハリー博士の真骨頂。
設置の場所や木の種類色々な条件で変わってくるのだそうで・・・
明日はちょっと大き目なフクロウの巣箱を裏山に設置予定です。
今回野営場にいたベニマシコ。
やっぱり野鳥いいな〜〜〜〜
Dr.ハリーと奥様佐智子様には当日の講義はもちろんの事
企画の段階からご助言頂き、巣箱の設計図等ご協力頂きました。
足寄技能士会の千葉さんには、巣箱のキット作成、当日の技術協力を含め
素晴らしい作品を作って頂きました。
そして、参加者の皆様。
遠路お越し頂き感謝しております。
もしかしたら、私だけの思いかもしれませんが
今回のプログラムは本当にいいものでした。
次回は和名の由来もお勉強していきたいなどと思っています。
多くの皆様にご参加頂けるようガンバロー
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