12日夜は座学です。
まず、北海道大学地震火山センター准教授 高橋浩晃先生の
「火山とは何か?」というお話。
今迄世界各地で起きた噴火を例に、今後起こるであろう噴火への注意喚起をして下さいました。
噴火の場合前兆現象というものがあるものの、各々の山の特性等もあり
やはり予知は難しい・・・
想定に囚われずに、活火山の山と向き合い、自ら情報を得、自己防衛をして行かなくてはいけないと改めて感じました。
ペットボトルのコーラを使った噴火の再現が面白かった!!
次は、道総研地質研究所の廣瀬亘さんの
「雌阿寒岳ってどんな山?」というお話。
雌阿寒岳は元より北海道の様々な歴史を地質から紐解いて下さいました。
山を知る事が山と付き合う上で最も大事な事という廣瀬さん。
300万年前とか2000年前とか・・・
悠久の歴史を想いながら山に登るのも楽しいですね。
最後は、同じく地質研究所の岡崎紀俊さんの
「2006年雌阿寒岳噴火について」のお話。
今迄長く雌阿寒岳に関わって下さっている岡崎さんのお話はリアル!
私自身、雌阿寒と本当に向き合うきっかけを作った噴火の話。
あれから8年程の月日が経ちましたが、当時の様子を思い返してしまいました。
こうした経験の一つ一つが今後の噴火の防災の役に立つ事と思います。
野外編へ続く・・・
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