早朝から風が強く、遂行を危うんでいましたが、
出発時には風も落ち着き、総勢21名でのスタートとなりました。
登山口付近は北海道でも珍しい純林。
地面を少し掘ると、はるか遠い駒ヶ岳や樽前山の数百年前の噴火時の降灰が・・・
今は数cmにしか見えないけど、当時は全ての草木を亡くしてしまう程のものだったのでしょう。
今のアカエゾ松の純林はその頃に造られたものだとわかる。
そして河川争奪や植生などの話も・・・
流石廣瀬さん。
1合目手前の泥流センサー。
2006年の噴火後設置されました。
その後、噴火に関係なく土石流がながれましたが、
その時は効果が発揮されず・・・・
泥流センサーが設置されている沢の上部。
今迄あまり無かったような大雨による被害が今後北海道でも考えられるとの事。
登山時の沢越えは注意が必要です。
4合目手前大沢。
上部を見ると、ポンマチネシリ火口から流れ出た溶岩の層が綺麗に見えます。
元北大院生だった大谷君がここに有るものはポンマチネシリ火口から出たスコリアと解説。
噴火の時には、噴石、火山弾、クリンカー、スコリア様々なものが火口から噴出される。
その一つ一つがどの火口からどの様に噴出したのかを導き出すのが彼等の研究。
面白い。
8合目手前。
地質研究所や気象台の観測装置があります。
ここでは地質研究所の岡崎さんが説明。
実際、ここからかなりの風と濃霧。
8合目で山頂アタック隊と下山組に分かれる事になりました。
もちろんは私は下山組・・・
残念ながら、山頂アタック隊もポンマチネシリ火口を見る事は出来なかった。
でも、感じる事は出来たかな???
次回に期待です。
そうだ、今回はロシアからの参加者も(笑)
彼は特にキノコに興味を持っていました。
参加者の皆様、講師の皆様お忙しい中本当にありがとうございました。
雌阿寒の魅力を発信したい!!
そんな思いで自然塾をやってますが、
ただ、こうしてブログを書いても伝わる訳じゃない。
結局、講師の皆さんの人間力がその魅力を発信してくださるのだと実感。
これからも宜しく願い致します<(_ _)>
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