北海道立地質研究所の温泉専門家鈴木隆広氏講師にお招きし
「温泉塾」と言う事でお話頂きました。
そもそも温泉とは?から始まり、
雌阿寒温泉もそうなのですが、火山と温泉、
湯の滝にも関連するバクテリア、そして温泉のアンチエイジング効果など
多岐にわたったお話。
それぞれの温泉に必ず掲示されている温泉分析表の見方も解りやすく説明。
まず見なくてはいけないのは「泉温」そして「湧出量」
多分ここでのお話だったからなのでしょうが、
効能が期待できる温泉として「硫黄泉」「炭酸泉」あげてくださいました。
入浴中皮膚からしみ込み、血管を直接的に拡張させ血流量を増やし
その事によって疲労回復効果があると科学的に説明できるとの見解。
ここからは実験教室。
ビーカーやフラスコを見るだけでワクワクしたりして〜
当温泉や、川湯温泉などのPh値の実験。
酸性、中性、アルカリ性試薬を入れるとまるでマジックの様に色が変化。
温泉もですが、湖や山頂の沼などの色も
酸化の具合やコロイドの現象で説明が出来る。
午後からオンネトー湯の滝へ。
バクテリアの効果でマンガンが形成されている。
通常の鉱山は過去に形成されたものを掘り、それが尽きてしまうとお終い。
が、このオンネトー湯の滝は現在も生きた鉱物を作り続けている。
そうだ、家の裏の温泉が流れている川。
これって「イオウシバ」って呼ばれるているもの。
ただただ流れてるだけで、汚い川にしか見えないんですけどね・・・・
専門の方のお話を聞くのは大変面白い。
今後ともこの様な機会を持っていけたらと思います。
参加者の皆様、講師の鈴木さん、
ありがとうございました。
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