24日は登山に先立ち座学ー火山セミナー、防災ディスカッション。
第一部「活火山ー雌阿寒の今」では
まず、(地独)北海道立地質研究所 廣瀬亘研究員による
地質や地形から紐解いた雌阿寒岳の成り立ちのお話し。
雌阿寒岳の美しい自然は「山」が生きているからこそ。
山を知る事が山と付き合っていく為には必要と話されたことが印象的でした。
次に、北海道大学地震火山研究カンソクセンター 高橋浩晃准教授による
「雌阿寒の現況」
観測データの意味、雌阿寒岳の噴火と前兆、今後の活動予測・・・
雌阿寒岳の火山活動のメカニズムを分かりやすく解説してくださいました。
そして(地独)北海道立地質研究所の高橋良研究員による
「温泉からひもとく火山活動」
火山活動の高まりも温泉を調査観測する事で解ることがある。
当温泉も長い期間調査して頂く事で、微小ながら変化がある時があるらしい・・・です。
にしても化学は難しい。。。
第二部は「火山防災の今と未来」という事でディスカッション。
御嶽山噴火以降火山防災への取り組み方は変わったと言っていいのでしょう。
様々な影響を加味した中で噴火警戒レベルも運用されている。
火山防災という事で考えると、地元の関わりが重要という
かなり踏み込んだ話になりました。
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