2015年11月18日

星空塾開催しました☆彡

星空塾2015 11月14日(土)に開催しました。
今年で6回目を数える星空塾。
今まで、たとえ直前に嵐に遭おうとも、望遠鏡で星を眺めなかったことはなく、
きっと奇跡が起きるだろうと期待し、星に願いを!!
でも叶わずバッド(下向き矢印)

楽しみにしていた星空が見られなかったのは残念でしたが、
その代わり座学はたっぷり時間をとって例年以上に詳しく解説していただいたので、
これはこれで良かったかも?
星空の案内役を務めて下さる講師の先生は、お馴染み円舘金さん、綾子さんご夫妻。
参加者は遠くは札幌方面から、また北見工大天文部の皆さんも起こしいただき満員御礼でした。
お断りしてしまった方、ゴメンナサイm(_ _)m
星空塾では、静かに瞬くぴかぴか(新しい)本当の星空を楽しんでいただきたくため、そして観察する(予定だった)オンネトーの展望デッキや座学会場の広さの制約もあり、参加者数は多くても20人くらいが限界かなと思っています。

今年のテーマは「天の川の正体は?」そして「アンドロメダ大銀河」。
天の川とは、宇宙にたくさんある銀河の中で、この地球が属している銀河そのものの姿であり、
その形が渦巻き円盤状であって、地球の位置がその銀河の中心からちょっと離れたところにあるものだから、一番星がたくさんある中心方向を見ると帯状に並んで見えるのだとか。というような、言葉で説明しようとするとややこしいことも、イメージ映像だとよく解ります。
銀河の中心にはブラックホールがあって、そこからジェットがコマの軸みたいにプシューッと出ているというのだけれど、それってどこへ行くのでしょうね?

天文学的数値という表現がありますが、宇宙を語る時の数値はやたらと途方もない桁が出てくるので、
なかなか実感できません。
星の動きは肉眼では認知できないほどゆっくりとした速度なので、
じっと眺めているだけでは止まっているようにしか見えないわけですが、
これを低速度撮影で時間を縮めて早送り映像でみるとたいへんよく分かります。
最近はタイムラプス映像という言葉が流行りだそうで、その代名詞になっているようです。
天体観測だけでなく植物の成長や雲の動きなどもヒューマンスケールの時間に合わせてくれるので、
いろいろ楽しめそう。確かにパラパラ漫画の楽しさかな。

円舘さんが長年かけて撮り溜めておいた映像を見せていただきました。
雲がほどよく浮かんでいると、その雲が空を横切って行くのも観察できて面白さが増すって話にも納得。
オンネトーに映る雌阿寒岳のシルエット。夜空を廻る規則正しい星の航跡。
美幌峠から見るご来光などもキレイ。

円舘さんご夫妻の息のあった解説。綾子さんはプラネタリウムや各地の星座観察会でも活躍するセミプロ。
回を重ねるごとにナレーションのグレードもどんどんアップしてくれています。
円舘さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。

                          Writed By Y.Inoue


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