参加者は、地元の足寄、釧路、網走、遠くは札幌から集まった子供7人ふくむ6家族。それに講師やサポートメンバー合わせて26人が雌阿寒岳の麓、野中温泉に一同に会しました。
折からの寒気襲来で、今年の夏の暑さが嘘の様な身震いするような寒さながらも、麓からは雌阿寒岳の美しい姿が望め、いやがおうにも期待が高まります。
朝9時に野中温泉を出発、美しいアカエゾマツ林から森林限界を抜け、地平線まで見渡せる最高の眺望の中、山頂を目指します。
講師である地質研究所の廣瀬さん、石丸さんに雌阿寒岳の生い立ちや歴史、姿を変え続ける自然について説明をうけながら、活火山ならではの圧倒的な迫力、登山道から見える新旧さまざまな火山群、シマリスやカケスとの出会い、雄大な溶岩流に感動しつつ、山頂へ。
急な登山道を3時間かけて、ようやく山頂へ。
天気がよかったこともあり、圧倒的な迫力のポンマチネシリ火口や阿寒富士、中マチネシリ火口やその向うにたたずむ阿寒湖、雄阿寒岳と、最高の眺望を楽しむことができました。
絶えることのない噴気の音や匂いは、生きている火山である雌阿寒岳に登ったからこそ体験できるもの。
長時間の登山で疲れ切ってはいましたが、参加したみなさん、それぞれに感動を持って帰る事ができたようです。
参加した皆さん、スタッフのみさなん、講師のおふたり、お疲れさま&ありがとうございました。
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