九州大学演習林 田代助教を講師にお迎えし、
第二回遊歩塾を開催する事が出来ました。
改めて聞く森の話は本当に深く面白い。
噴火で全ての樹木を無くした・・・
でも、土壌があると育たないからこそ出来たアカエゾマツの純林。
雌阿寒岳山麓を数キロ歩くだけで、数百年スケールでの森の違いがわかる。
我家の後方のアカエゾマツの木々。おおよそ300年の樹齢。
でも、森としてはまだまだ若くひよっこ。
数キロ進むと森の雰囲気が変わる。
アカエゾマツの落葉などから土壌ができ
新たに針広混交林が造り出される。
切り株更新。
そして倒木更新。
新緑の葉に当った光が造り出した緑は蛍光というのを学んだ。
本当に蛍光という感じ・・・
ようやく発芽した樹も、生きて行く為に工夫をこらしている。
偶々光が有る所に発芽した樹は幹を造り上に伸び
方や光を受けづらい物は枝だけを伸ばし待機している。
それぞれが周りの樹に影響を受け形作られる。
オンネトー近辺では一番太いのがこのドロノキ。
参加者の皆様と共に。
講師の田代先生及びスタッフの皆さんには改めて感謝しております。
開拓によって農地が切り開かれた北海道は
広大な大地をほこる割に原生林が少ない。
こうして、様々な物語を聞きながら森を守って行く・・・
素敵な事だと感じています。
最期にはこの様な森の恵みも

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それにしても田代センセの語りは面白い!
植物にとって光はご飯。伸びる木、伸びずに我慢している木の気持ちを解り易く説いていただけるので、次回も楽しみにしております。
元のものをコンパクトにしておくと、さくさく開くと言う事だそうです。
本当に田代センセのお話はツボですね〜
オンネトー、雌阿寒の森をより好きになります。
この面白さをもっともっと皆さんに知って頂きたいですよね。