2011年09月19日

雌阿寒火山塾2011〜登山編〜

9月17日。雌阿寒火山塾登山。
前日迄の天気予報では途中から雨という事でしたが、奇跡的に晴れました。
登山参加者総勢28名で出発。



1合目手前の沢で河川争奪、アカエゾマツなどの植生の話。
樹齢などを考えると、噴火などにより数百年前に大量死した可能性もある。
大変興味深い話。

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3合目、4合目では森林限界の話や、2008年の土石流の話。
地層の変化なども見え始める。




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7合目から見える景色。
左奥にフップシ岳が見え、左手には北山溶岩。
そして、下を見降ろすと、舌の様な形で地形が形造られている。
これは、溶岩流が流れた後。




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8合目手前には、地質研のGPS装置、その下には気象台の地震計。
普段どの様に調査観測をしているかの話。
コロロ&モコも真剣に聞いています。




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パン皮状溶岩弾。今回1番頭に残ったお話。
高温溶岩が飛び、急激に冷やされる事でこの様にひび割れるそうです。





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そして、1番驚いたのが熊さんの糞。
今回ご一緒して下さった、九大田代先生曰く新しくかなり大きな熊の物との事。
登山道で見たのは初めてでした。




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どうにか天気も持ち、赤沼火口が綺麗に見えました。
2006年の赤沼火口噴火の話などを聞きました。




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山頂手前、綺麗な地層が見えます。
北大大学院生の大谷君が、昨日の座学での話を実際の場所で説明してくれました。




そして、山頂ではポンマチネシリ火口、中マチネシリ火口、
雌阿寒から見る火山が造り出した壮大な景色を堪能しました。


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標茶山岳会の皆様にもサポート頂きました。
ありがとうございました。

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今年で3回目となった火山塾。
座学、登山共に講師の皆様に様々なお話をお伺いし、
参加者の皆様も各々質問などもされていたようでした。
如何でしたでしょうか???
事務局としても、ようやく少し落ち着いて会が開けたのでは?と思っております。

今回は79歳の方にご参加頂きました。
あまり山も登られていないという事で心配しましたが、
私などよりも健脚でいらっしゃいました。


参加者の皆様、地質研岡崎さん、廣瀬さん、高橋さん
北大一柳さんそして、大谷くん。
ガイドとしてがんばってくれた田村さん。
本当にありがとうございました。













この記事へのコメント
こんなおもしろい山、そうそうありませんね。それにしても、あの火口の土砂、全部吹っ飛ばしたかと思うと驚きです。
サイエンスバーもGOOD(おっと、カフェでした!?)。火口温度観測用のサーモグラフィでホロ酔いの人体を映したら温度が上昇していることがわかったのも可笑しかったなあ。
山では、廣瀬先生の体験談、数時間でカメラが腐食するほどの火山ガスの恐ろしさも勉強になりました。いろいろお話を聞いてみると10年以内にまた小噴火が起きる可能性が高いように思えてきます。次回の火山塾も楽しみにしています。大谷さん、今度はどんな新発見を披露していただけるものか、次の研究成果発表も楽しみにしています。講師やスタッフの皆さんありがとうございました。
Posted by 南瓜 at 2011年09月19日 22:50
雌阿寒は本当にいい山です。単に百名山だから登るのではなく、活火山だからこその素晴らしさをもっともっと皆さんに知って頂きたい。
噴火は破壊か?創造か?
破壊が有るから創造があり、創造が有るから破壊がある・・・
思いっきり楽しみます!
Posted by @塾長 at 2011年09月20日 13:12
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