今週日曜日、鳥類学者でもあるスコットランド人のハリー博士を講師としてお招きし、
オンネトー遊歩道にて、『野鳥塾』を開催しました。
フィールドに出掛ける前のレクチャー。
この時期は繁殖期を終え、鳥のさえずりが少なくなる事、
雌阿寒温泉近辺は針葉樹が多く、シベリア系の鳥が多く、
オンネトー付近の針広混合林になるとアジア系の鳥が多い。
ハリー博士はアジア系の鳥のさえずりは分からない事も多いかも?
などとおっしゃりながら、出発。
遊歩道入口でホシガラスがお出迎えしてくれました。
森に歩を進めていくと、アカハラ、ルリビタキ、シジュウカラ・・・
様々な声が聞こえる。
残念ながら、葉が生い茂り姿は見えない。
クマゲラの声がずっと響いていました。
写真に収める事は出来ませんでしたが、
参加者の皆さんにも、飛翔するクマゲラの姿見て頂く事が出来ました。
途中からずっとミソサザイの声。
私には判別出来ず、「what?」
「misosazai again」の繰り返し・・・
ミソサザイはとても小さな鳥。
でもその鳴き声はとても大きく響く。
オンネトーキャンプ場ではウソのツガイを見る事が出来ました。
うその鳴き声は口笛に似ていて、嘘ぶくから「ウソ」とついたとか・・・
ハリー博士もオンネトーの森でクマゲラを見たのは初めてと・・・
普段聞く事も無い英名なども出てきました。
カケスはジェイ。コマドリはジャパニーズ・ロビン。ふむふむ。
多くの個体を見る事は出来ませんでしたが、楽しいトレックとなりました。
又、今回参加してくれた阿寒のアクティブ・レンジャーの方も大変鳥に詳しく、
参加者の皆さんを楽しませて下さいました。
最後の最後、ゴジュウカラさんが一生懸命木登りをしている姿・・・
ダンカン・ハリー博士、サチコ夫人、
そして参加者の皆さま本当にありがとうございました。
レンズ欲しいな・・・・
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