オンネトー遊歩塾を開催致しました。
午後から雨と言われていた天候を心配していましたが、
終日秋晴れの中、楽しい一時を過ごせました。
まず雌阿寒岳登山口の原始林へ。
ここは北海道でも珍しいアカエゾマツの純林。
アカエゾマツは肥沃の土地では育たない。
だからこそ、他の種に邪魔されずこの様な純林を形成出来た。
おおよそ2,3百年と言われる樹齢。
と言う事は、その頃この大地に大きな大きな出来事があり
以前あった全ての植物を絶やしてしまったと・・・
それは、火山噴火なのか?他の天災なのか?
未だはっきりした事は解っていないのだそうです。
アカエゾマツの幼木。
これはほとんど大きく育つ事は無い。
周りの樹木が倒れる事によって出来た、空の空間林冠ギャップ。
そして、木が根ごと倒れる事によって生じた、マウント、ピッドなど
様々な因子を得て、樹木は更新される・・・
動物は自分が生きる為に動いて食料を得るが、
動く事の出来ない植物は、そこで虎視眈々と自分の食料となる光や土や水を待つ。
樹木を擬人化した田代先生のお話は本当に楽しい!
遊歩道へ移動。
樹木の種類や特性を聞きながら進む。
オガラバナ
ハウチワカエデ
イタヤカエデ
ムシカリ
今年の紅葉は今一つと言われていましたが、
赤や黄色そして緑のグラデーションは眩いばかりでした。
そして最後は、湯の滝で記念撮影。
知る事って何て豊かなんだろ〜
そして、私自身まだ知らない事の方が多い。
まだまだ沢山学ぶ事が出来る。
その事に喜びを感じます。
又この雌阿寒の森を好きになった・・・そんな一時でした。
講師の田代先生本当にありがとうございました。
そしてご迷惑をお掛けしました。
参加者の皆様ありがとうございました。
機会がありました又ご参加ください。
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